「ユリゴコロ」をAmazonプライムで観ましたので、レビューします!
ユリゴコロ | |
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監督 | 熊澤尚人 |
脚本 | 熊澤尚人 |
原作 | 沼田まほかる『ユリゴコロ』 |
製作 | 石田雄治 |
製作総指揮 | 佐藤直樹 千葉善紀 柳迫成彦 大熊一成 |
出演者 | 吉高由里子 松坂桃李 松山ケンイチ 貴山侑哉 佐津川愛美 清野菜名 清原果耶 木村多江 |
音楽 | 安川午朗 |
主題歌 | Rihwa「ミチシルベ」 |
撮影 | 今村圭佑 |
編集 | 熊澤尚人 |
制作会社 | ジャンゴフィルム |
製作会社 | 「ユリゴコロ」製作委員会 |
配給 | 東映 日活 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 128分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
人殺しの私を、愛してくれる人がいた。
一冊のノートに記された殺人者の記憶。それは運命を狂わす、禁断の真実―。
沼田まほかるの大ヒット小説を、吉高由里子×松坂桃李×松山ケンイチら豪華キャスト共演、熊澤尚人監督により映画化!
●原作は2011年に発売され、第14回大藪春彦賞受賞、「このミステリーがすごい! 」5位など数々の国内ミステリーランキングを賑わせた沼田まほかるの同名小説。凄惨なミステリーを入口に、過去から現代へと続く悲しみの連鎖の中で愛と宿命の渦に巻き込まれる男女の姿を描きながら、決して消えることのない生きることの尊さと美しさを刻みつけている。
●数奇な人生をたどるヒロインの美紗子を演じたのは、本作が5年ぶりの映画主演となった吉高由里子。美紗子の生き方に大きな光をもたらす相手の洋介には松山ケンイチ、ノートを発見したことで知られざる運命へと身を投じていく亮介には松坂桃李が扮する。その他、佐津川愛美、清原果耶、清野菜名、木村多江らが名を連ね、見えない糸でつながった壮絶なドラマを紡ぎ出す。
●監督をつとめたのは『近キョリ恋愛』(14)、『心が叫びたがってるんだ。』(17)などの熊澤尚人。
これまでのフィルモグラフィーのイメージを覆す題材にトライし、ショッキングな世界観を幻想的な映像美学で撮り上げ、繊細かつ、切なくも美しい愛の物語を作り出した。
カフェを営む亮介(松坂桃李)の日常はある日突然崩れ去った。男手ひとつで育ててくれた父親が余命わずかと診断され、結婚を控えていた千絵(清野菜名)はこつ然と姿を消してしまったのだ。新しい家族を作ろうとしていた矢先の出来事を受けとめきれない亮介は、実家の押し入れで一冊のノートと巡り会う。「ユリゴコロ」と書かれたそのノートに書かれていたのは、美紗子と名乗る女(吉高由里子)の手記。人を殺めることでしか自分の生きる世界と繋がることができない女性の衝撃的な告白だった。
そんな美紗子もやがて洋介(松山ケンイチ)と運命的な出会いをし、「愛」というこれまで知る由もなかった感情に触れることとなる。しかしそれはさらなる悲劇の幕開けにすぎなかった。
自らの失意の中、美紗子の人生の奥深くに触れていくにつれ、次第にその物語が創作だとは思えなくなる亮介。いったい誰が、何のためにこれを書いたのか。なぜ自分はこれほどまでにこの手記に惹かれるのか。そして機を待っていたかのように、千絵のかつての同僚だったという細谷(木村多江)が、千絵からの伝言を手に亮介の前に現れた…。
100点:公開年TOP映画!!! ※個人年間ベスト作品
90点:超オススメ映画!! ※個人年間ベスト2-10作品
80点:オススメ映画! ※観て欲しい作品
70点:素敵な映画 ※観ても良い作品
60点:残念な映画 ※観なくても良い作品