天河伝説殺人事件:能は約束の芸術だと言われる【邦画名セリフ】
「天河伝説殺人事件」を観ましたので、レビューします!
天河伝説殺人事件 | |
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監督 | 市川崑 |
脚本 | 久里子亭 日高真也 冠木新市 |
原作 | 内田康夫 |
製作 | 角川春樹 |
出演者 | 榎木孝明 |
音楽 | 宮下富実夫 谷川賢作 |
主題歌 | 関口誠人「天河伝説殺人事件」(本編) 中森明菜「二人静 -「天河伝説殺人事件」より」(CM) |
撮影 | 五十畑幸勇 |
編集 | 長田千鶴子 |
配給 | 東映 |
公開 | 1991年3月16日 |
上映時間 | 109分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 4億9000万円 |
【天河伝説殺人事件:内容紹介】※天河伝説殺人事件 (映画) - Wikipedia より引用
『天河伝説殺人事件』(てんかわでんせつさつじんじけん)は、1991年に内田康夫の推理小説「天河伝説殺人事件」を映画化した映画作品、及び同映画の主題歌でもある関口誠人の6枚目のシングルである。
【天河伝説殺人事件:ストーリー】※天河伝説殺人事件 (映画) - Wikipedia より引用
新宿高層ビル群でサラリーマン川島が急死、手には天河神社の御守り「五十鈴」が握られていた。毒殺と断定した仙波警部補は天川村へ向かう。天川村に近い吉野の町はずれで、浅見光彦が駐在から密猟の疑いをかけられるが、旅館・天河館の女将・敏子に助けられる。東京へ帰った浅見は先輩の依頼で能についての旅情ルポを手掛けることになり、再び天川村へ向かう。ところが、林道で出会った老人が殺され、拘留される。高崎老人は能楽の名家・水上流の長老だった。
水上流の後継者候補は和鷹・秀美の異母兄妹だ。71歳の宗家・和憲は二人の祖父にあたり、父である和春は12年前に他界。和憲は和春の追善能を機に引退を決意していた。長子継続が能の世界だが、二人の母・菜津は秀美を宗家にと推す。和鷹は腹違いの子だったからだ。
アリバイが成立して釈放された浅見は秀美から高崎の死の真相を探ってくれと頼まれる。今度は和憲が演じるはずの『道成寺』の見せ場「釣鐘落とし」の能舞台で和鷹が急死。毒殺の小道具に『雨降らしの面』が使われたと直感するが、証拠品の面は消えてしまう。
- 浅見光彦 - 榎木孝明
- 長原敏子 - 岸惠子
- 水上和憲 - 日下武史
- 水上秀美 - 財前直見
- 水上和鷹 - 山口粧太
- 水上和春 - 山口真司
- 道伝正一 - 岸部一徳
- 高崎義則 - 神山繁
- 権藤綾 - 奈良岡朋子
- 仁礼神官 - 大滝秀治
- 中村(巡査) - 常田富士男
- 石渡五郎 - 酒井敏也
- 石渡ユリ - 岡本麗
- 福本幸吉 - 出光元
- 福本くめ - 横山道代
- 福本千代栄 - 木原三貴
- 気賀沢(刑事) - 貞永敏
- 川島幸司 - 井上博一
- 川島妙子 - 立原麻衣
- 松山(医師) - 松木康夫
- 倉田(刑事) - 斉藤洋介
- 橘(署長) - 小林昭二
- 仙波(警部補) - 加藤武
- 水上菜津 - 岸田今日子
- 剣持譲介 - 伊東四朗
- 浅見陽一郎 - 石坂浩二
天河伝説殺人事件 (1991) 【監督】市川崑 【出演】榎木孝明 / 岸恵子 / 日下武史 / 財前直見 / 岸田今日子 / 岸部一徳 / 奈良岡朋子 / 斉藤洋介 / 大滝秀治 / 加藤武 / 石坂浩二 |
【映画レビュー 天河伝説殺人事件:起承転結】
起:高層ビル街でサラリーマン急死
承:天川村の林道で老人の死
転:水上流の後継者:秀美からの依頼
結:天河伝説の正体が明らかに!
【映画レビュー 天河伝説殺人事件:名セリフとそのシーン】
・「能は約束の芸術だと言われる」
→浅見陽一郎(石坂浩二)の仕事部屋で弟:浅見光彦(榎木孝明)に言う名セリフ。
【映画レビュー 天河伝説殺人事件:おすすめポイント(個人評価理由)】
1.常に日本の女優ベスト10にランキングされている「岸惠子」がとにかく最高!!!
2.昨年亡くなられた内田康夫さんの原作で『浅見光彦シリーズ』唯一の映画化作品!!
3.「約束」は大事だということが、いろんな意味で分かる平成初期の映画!